【9月26日 AFP】(写真追加)フランスのジャック・シラク(Jacques Chirac)元大統領が死去した。86歳だった。遺族が26日、明らかにした。シラク氏の政治家としての活躍を写真で振り返る。

 シラク氏は1932年11月29日、首都パリで生まれた。中道右派の政治家として長いキャリアを誇り、1995年から2007年まで12年間大統領を務めた。

 戦後では、前任者である社会党のフランソワ・ミッテラン(Francois Mitterrand)氏に次いで2番目に長い在職期間を誇る。

 シラク氏の国際舞台における、最も大きな印象を残した出来事としては、米国による2003年のイラク戦争を公然と異議を唱え米国の怒りを買ったことが挙げられる。

 生粋の保守派ながら、右派の枠を超えて支持を集めたシラク氏は、1974~76年に首相就任。1977~95年には出身地パリの市長となり、1986~88年には市長在任のまま、再び首相を務めた。(c)AFP