【4月3日 AFP】男子テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2017)で今季3勝目を挙げたロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が2日、5月下旬に開幕する全仏オープン(French Open 2017)まで約2か月間の休養期間を設けることを明かした。

 半年間の離脱から復帰後、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)とBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2017)で優勝しているフェデラーは、モンテカルロ・マスターズ(Monte Carlo Masters 2017)、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2017)、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2017)などのマスターズを含むクレー大会をスキップすると話した。

 フェデラーは、米スポーツ専門チャンネルESPNとのオンコートインタビューで、「もう24歳ではないし、本当に多くのことが劇的に変化してきた。フレンチ(全仏オープン)を除き、クレーコートの大会にはおそらく出場しないだろう。休養が必要だし、体にも癒やしが不可欠だ」と語った。

「健康な状態を維持したいし、楽しみたい。なぜなら体が万全なときは調子がいいし、こういったテニスをすることができる。これくらい良くなければ、ラファ(ラファエル・ナダル<Rafael Nadal、スペイン>)と決勝で戦うチャンスはないだろう」

「だからこそクレーコートシーズンでこの休養期間が来ているわけで、今はフレンチ、芝に集中しているし、その後のハードコートが僕にとっては重要になってくる」

 フェデラーは2日、マイアミ・オープン決勝で長年のライバルであるナダルをストレートで下していた。(c)AFP/Simon Evans