【3月5日 AFP】2016-17アルペンスキーW杯は4日、スロベニア・クラニスカゴラ(Kranjska Gora)で男子大回転第8戦が行われ、優勝したマルセル・ヒルシャー(Marcel Hirscher、オーストリア)が総合6連覇を達成して歴史に名を残した。

 ヒルシャーはこれで、5度の総合優勝を誇るマルク・ジラルデリ(Marc Girardelli、ルクセンブルク)氏を上回り、女子で最多記録を持つアンネマリー・モザー・プレル(Annemarie Moser-Proll、オーストリア)氏に並んだ。

 先月開催された世界選手権(FIS Alpine World Ski Championships 2017)で回転と大回転を制していたヒルシャーは、2本合計タイム2分24秒31を記録して2位に0.46秒差をつけ、W杯通算44勝目を挙げている

 ヒルシャーはこの日、大回転の種目別総合優勝も果たしている。(c)AFP