【3月5日 AFP】16-17スペイン1部リーグは4日、第26節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は4-1でSDエイバル(SD Eibar)を下した。レアルの主将セルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)は、勝因は不振の中で行われたミーティングにあったと振り返っている。

 前節ホームでラス・パルマス(UD Las Palmas)と3-3で引き分けたレアルは、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)とギャレス・ベイル(Gareth Bale)が欠場したが、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)の2得点に加え、ハメス・ロドリゲス(ames Rodriguez)とマルコ・アセンシオ(Marco Asensio)のゴールで4点を奪い快勝した。

 試合後にラモスは、「僕らはここのところの不調について話し合ったが、チームがドレッシングルームで一つになっているのでハッピーだ」とコメントしている。

 またラモスは、得点を量産するロナウドだけがチームのために走ることを免除されていると自身がチームメートに訴えたという報道を否定している。

「ここでは全員が最初から最後まで走り通さなければならない。アンタッチャブルな選手など存在しないんだ。皆が平等であり、グループで戦うことがタイトル獲得の鍵になると考えている」

「今日の試合で見ての通りだ。ダニーロ(Danilo Luiz da Silva)やルーカス・バスケス(Lucas Vazquez)、アセンシオといった十分な出場機会を得られていない選手はプレーしたがっている。彼らは試合に飢えていて、それこそがタイトル獲得の力になる」

 前節の足踏みにより首位の座をFCバルセロナ(FC Barcelona)に明け渡したレアルだが、レアルはバルセロナより消化試合が一つ少ない。

 同日遅い時間に行われた試合でバルセロナがセルタ(Celta de Vigo)に5-0で勝利したことにより、レアルとバルセロナの勝ち点差は1のままとなっている。

 ラモスは、「バルサがリードしているので、僕らは難しい敵地で勝つ必要があった。試合開始1秒から最後まで、チームにはなすべきことの明確なアイデアがあった。敵陣でプレスをかけ、セカンドボールを拾うこと。これは基本的なことだが、いい仕事ができて満足している」(c)AFP/Kieran CANNING