【2月12日 AFP】16-17イングランド・プレミアリーグは11日、第25節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)はアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)が手で押し込んだゴールを含む2得点を記録し、ハル・シティ(Hull City)を2-0で退けて3試合ぶりの白星を手に入れた。

 リーグ戦2連敗を喫したことで、優勝争いから大きく後退して今節を迎えたアーセナルは、疑惑の判定にも助けられながらも、残留争いの渦中にあるハルとの激しい試合を制し、最高の内容とはいかないまでも、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)に弾みをつけた。

 アーセナルは前半34分、ボールはサンチェスの右手に当たってゴールへ入っていたが、得点が認められて先制すると、後半ロスタイムにはゴールへ向かっていたシュートがハルのサム・クルーカス(Sam Clucas)の腕に当たり、主審はPKとクルーカスの退場を指示。このPKをサンチェスが決めて勝ち点3を確実にした。

 この結果、アーセナルは4位以内を守り、首位チェルシー(Chelsea)との勝ち点差を暫定で9に縮めた。対するハルは、相手ゴールを脅かす場面はあったものの、前向きな結果を手にすることはできず、降格圏を抜け出せなかった。

 今季も優勝争いから脱落しつつある現状への抗議の意味を込めて、この日は一部のアーセナルファンがスタジアムへ足を運ばなかった。そのなかで、アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督はこの日もエミレーツ・スタジアム(Emirates tadium)の客席に座り、4試合のベンチ入り禁止処分の最後の1試合を消化した。

 元アーセナルのイアン・ライト(Ian Wright)氏は先日、アーセナルでの政権が終わりを迎えつつあることをベンゲル監督が意識しているようだ、と話しているが、指揮官本人はそのことを否定している。

 ベンゲル監督は報道陣に対し、「自分の将来について、何かを示唆したことはない。私に休養を取ってもらいたいというみなさんの心遣いには大変感謝する。心からね。しかし、こちらにはまだそのつもりはない」とコメントした。(c)AFP/Ian WINROW