【1月29日 AFP】ボクシング、WBAフェザー級タイトルマッチは28日、米ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)のMGMグランド・ガーデン・アリーナ(MGM Grand Garden Arena)で行われ、レオ・サンタクルス(Leo Santa Cruz、メキシコ)が王者カール・フランプトン(Carl Frampton、英国)に初めての土をつけて、昨年のリベンジを果たした。

 昨年の7月に続き、期待に違わぬ好勝負となった一戦で、今度はサンタクルスが判定の末に2-0(115-113、115-113、114-114)でフランプトンを下した。

 激しい打ち合いがみられた一戦でフランプトンは多くの有効打を決めていたが、ジャブで幾度も間合いを遠ざけたサンタクルスは11回まで優勢に試合を進め、12回に猛攻を受けながらもこれに耐えきった。

 この結果、サンタクルスは通算戦績を33勝1敗1分け、フランプトンは同23勝1敗としている。

 昨年の対戦でキャリア初黒星を喫していたサンタクルスは、「リベンジを望んでいた。自分のすべきことをやった。またきつい試合になることは分かっていた。前も言ったとおりに、3戦目をやろうじゃないか」と語った。

 一方のフランプトンは、「彼はとても頭が良く、リーチを使っていた。正直に言って、彼が勝利に値すると思う。でも良い試合だった。言い訳はしないよ」と語っている。(c)AFP