ロンドンのテムズ川に不発弾、軍が処理 帰宅ラッシュ時に橋を封鎖
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【1月20日 AFP】英ロンドン(London)の国会議事堂のそばを流れるテムズ川(River Thames)に第2次世界大戦(World War II)中の不発弾が発見され、英海軍が19日に処理した。
近くにあるウェストミンスター橋(Westminster Bridge)やウォータールー橋(Waterloo Bridge)は帰宅ラッシュで混み合う19日午後5時15分(日本時間20日午前2時15分)ごろ封鎖された。
警察は、不発弾処理の間、翌日朝にかけて主にロンドン中心部で他にも一時的に通行止めを行う可能性があると発表した。
不発弾は旧陸軍省ビル(Old War Office Building)が近くにあるビクトリア・エンバンクメント(Victoria Embankment)のそばで発見された。旧陸軍省ビルは第2次世界大戦中に英国政府が使用しており、爆撃の標的となっていた。
ロンドンの帝国戦争博物館(Imperial War Museum)によると、第2次世界大戦中にロンドンには1万2000トン以上の爆弾が落とされた。(c)AFP