【12月25日 AFP】(写真追加)ドイツ南部のアウクスブルク(Augsburg)でクリスマスの25日、第2次世界大戦(World War II)中の不発弾の処理が行われるのに伴い、周辺の住民ら5万4000人が避難した。

 見つかったのは英国の不発弾で、その処理のために、同大戦以降、最も大規模な警察官約900人が動員された。

 1.8トンの爆弾は20日にアウクスブルク中心部の建設現場で発見されていたが、当局はその処理を25日の正午ごろに行うとした。

 当局によると、処理作業は最大5時間の予定で、避難した住民たちは夕方まで自宅に戻れないことになるという。

 アウクスブルクにとっては当然、例年と違うまれなクリスマスになると、同市の報道官は地元テレビ局n24に述べ、不発弾が仮に爆発した場合の衝撃を考え、住民たちが自主的に自宅から避難することを望むと付け加えた。(c)AFP