【1月20日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)は19日、女子シングルス2回戦が行われ、クロアチアのミリヤナ・ルチッチ(Mirjana Lucic-Baroni)が時間を巻き戻したかのような強さをみせ、大会第3シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)を6-3、6-2で撃破した。

 1998年大会の女子ダブルスで優勝した実績を持つ34歳のルチッチは、マーガレット・コート・アリーナ(Margaret Court Arena)でラドワンスカを圧倒し、キャリアでも最高の勝利を収めた。

 対するラドワンスカは、1回戦で姿を消した世界ランク4位のシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)に続き、トップ5として衝撃の2回戦敗退となった。この試合の1時間前には、男子シングルスの2回戦で第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が、世界ランク117位のデニス・イストミン(Denis Istomin、ウズベキスタン)に敗れる波乱が起きていた。

 ルチッチは「びっくりです。信じられません。実際に年齢を重ねるにつれて、強くなっている気がします。最後まで戦い抜かなければならないと分かっていました。それができましたし、落ち着いていました。もう胸がいっぱいで、とてもうれしいです」とコメントした。

 初出場となった1998年大会のシングルスで2回戦まで勝ち進む快挙を成し遂げたものの、それ以降は初戦敗退を喫していたルチッチは、今大会で全豪では最長記録となる19年ぶりの勝利を収めていた。

 テニス界で長らく生き残ってきたルチッチは、マルチナ・ヒンギス(Martina Hingis)とのペアで1998年の全豪ダブルスを制すると、翌年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)ではシングルスで準決勝まで勝ち上がり、シュティフィ・グラフ(Steffi Graf)氏に敗れたものの4強入りを果たした。(c)AFP/Martin PARRY