【1月9日 AFP】イングランドFAカップ(FA Cup 2016-17)は8日、3回戦の試合が各地で行われ、リーグ戦で首位に立つチェルシー(Chelsea)は、ジョン・テリー(John Terry)が後半途中に退場処分となりながらも、4-1で3部のピーターバラ・ユナイテッド(Peterborough United)に快勝して4回戦に駒を進めた。

 連勝が13で止まったトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)戦から、アントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は先発を9人変更し、テリーのほかにも膝の重傷で長らく戦列を離れていたクル・ズマ(Kurt Zouma)が11か月ぶりに復帰。ルベン・ロフタス・チーク(Ruben Loftus-Cheek)やナサニエル・チャロバー(Nathaniel Chalobah)ら若手も貴重な先発の機会を手にした。

 それでもチェルシーは、ペドロ・ロドリゲス・レデスマ(Pedro Rodriguez Ledesma)が2得点、ミシ・バチュアイー(Michy Batshuayi)とウィリアン(Willian Borges da Silva)もそれぞれ1ゴールを決め、下部リーグのチームに番狂わせを許さなかった。

 しかし、テリーの退場が快勝に水を差した。テリーは後半22分にリー・アンゴル(Lee Angol)を倒して一発退場。けがによる離脱から2か月ぶりに公式戦に復帰したばかりで、クラブとの契約は今季限りとなる36歳にとって、大きな失態となってしまった。

 その時点で3点をリードしていたチェルシーは、テリーの退場直後にトム・ニコルス(Tom Nichols)のゴールで1点を返されたものの、すぐさまペドロの得点で再び突き放し、問題なく試合を終わらせている。

 コンテ監督はテリーの退場について、「主審の判断は尊重しなくてはならないが、この件については異議を申し立てるかもしれない。状況は非常にはっきりしているし、ジョンはレッドカードではないと思う」とコメントした。

 そして、「こうしたプレーを続けることが大切だ。これからシーズン後半戦やFAカップが待っている。これからも全力で取り組まなくてはならない」と続けた。

 一方、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)も2-0でアストン・ビラ(Aston Villa)を下して4回戦に進出した。後半26分にベン・デイビース(Ben Davies)のヘディングシュートで均衡を破ると、同35分にはムサ・シッソコ(Moussa Sissoko)の折り返しを孫興民(Heung Min Son、ソン・フンミン)が流し込んだ。(c)AFP/Ian WINROW