【1月7日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領は、自身の後任として米リアリティー番組シリーズの『セレブリティ・アプレンティス(Celebrity Apprentice)』で司会を務めている俳優で米カリフォルニア(California)州前知事のアーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)氏(69)に感銘を受けてはいないようだ。

 トランプ氏は6日早朝にツイッター(Twitter)に以下のように書き込み、今週放映された同番組のシーズン1の視聴率をあざ笑い、それに対して(司会を務めていた頃の)自分は「視聴率マシン」だったと豪語した。

「ワオ、視聴率が出たがアーノルド・シュワルツェネッガーの完敗(あるいは惨敗)だな 視聴率マシンのDJT(トランプ氏本人のこと)に比べると。もはやこれまでだ…」

「映画スターも。これはシーズン1で、比べたのは(トランプ氏が司会をしていた)シーズン14だ。今度は私が司会していたシーズン1と彼の視聴率を比べてみよう。でも別にどうでもいいか。彼は(共和党から出馬したジョン・)ケーシック(John Kasich)とヒラリー(・クリントン、Hillary Clinton)を支持してたんだからな」

 共和党員のシュワルツェネッガー氏は、大統領選で民主党の大統領候補クリントン氏とその副大統領候補ティム・ケーン(Tim Kaine)氏を支持するには至らなかったものの、トランプ氏を支持することを拒否していた。

 一方のシュワルツェネッガー氏はツイッターでトランプ氏に対して「幸運を祈ります。あなたが視聴率稼ぎに必死になったのと同じくらい、すべての米国民に対しても必死になって働いてくれますように」と返している。(c)AFP