【1月5日 AFP】オーストリア西部チロル(Tyrol)州の州都インスブルック(Innsbruck)で大みそかに行われたカウントダウンイベントで、複数の男が相次いで痴漢行為に及ぶ前例のない事件が発生し、地元警察が捜査を進めている。警察当局が4日、明らかにした。

 警察によると、新年を迎えるカウントダウンに約2万5000人が集まったインスブルック中心部の広場で、18人前後の女性が最大10人の加害者から痴漢行為を受けたと訴えている。

 警察幹部はAFPの取材に対し、「前例のない出来事だ」と述べ、「男らは被害者女性たちの周りで踊っていた際に突然、女性らの胸をつかんだり股間に手を突っ込んだりした。お祭り騒ぎの中で起きたため、他の人たちが事態に気付きにくい状況だった」と説明した。容疑者らは10代後半とみられている。

 1年前の大みそかには、ドイツのケルン(Cologne)で主にアラブ人や北アフリカ人とみられる男らの集団が数百人の女性を襲い、痴漢行為に及ぶ事件が起きている。オーストリアの首都ウィーン(Vienna)の警察は同様の事件を防ぐため、先週の大みそか当日に携帯警報器6000個を配布していた。(c)AFP