【12月28日 AFP】アルゼンチンの警察当局は27日、元同国代表ストライカーのカルロス・テベス(Carlos Tevez)がウルグアイで結婚を祝っている間に、ブエノスアイレス(Buenos Aires)にある同選手の自宅に空き巣が入ったことを明らかにした。

 アルゼンチン1部リーグのボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors)に所属するスター選手のテベスは22日、19年間交際し、すでに3人の子どもをもうけているバネッサ・マンシージャ(Vanesa Mansilla)さんと挙式。ラプラタ川(Rio de la Plata)で行われた式には約200人が出席した。

 しかし、テベスが25日に富裕層が多く暮らすブエノスアイレス州サン・イシドロ(San Isidro)地区の自宅に戻ると、家の中は空き巣によって荒らされていた。犯人は所有地に隣接する建設現場から自宅に侵入したとみられ、テベスがまだ正式に被害届を出していないため、被害額は明らかにされていない。

 32歳のテベスは現在、中国スーパーリーグの上海申花(Shanghai Shenhua)への移籍成立が目前に迫っているとされている。一部報道によると、テベスは中国行きで現年俸の20倍にあたる4000万ユーロ(約49億円)を受け取ると伝えられている。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)やマンチェスター・シティ(Manchester City)、イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)でプレーした経歴を持つテベスは、来年2月で33歳になるが、11日に行われたリーベル・プレート(River Plate)との「スーペルクラシコ」では2得点を挙げるなど、依然としてトップレベルをキープしている。(c)AFP