【12月26日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王(80)は25日、バチカンのサンピエトロ大聖堂(Saint Peter's Basilica)での毎年恒例のクリスマスメッセージで、中東の平和を訴え、テロリズムの犠牲者らに慰めの言葉を贈った。

 法王は同大聖堂のバルコニーから、6年近く続くシリアの内戦で「あまりにも多くの血が流され」、移住者、そして住居を追われる人々が数多く生じたとしながら、同国で銃声が止むことを求めると述べた。また進展の兆候があまりみられない、イスラエルとパレスチナの問題に対しては「歴史の新たな1ページを記す勇気と決意を持つこと」、さらには「残忍なテロ行為の結果として大切な人を亡くした人たちには平安を希望する」と語った。

 天候に恵まれた同日、世界のカトリック教徒12億人を率いる法王を見上げる広場には約4万人が集まったが、広場を埋め尽くすほどには至らなかった。

 独ベルリン(Berlin)のクリスマス市にトラックが突入し、12人が死亡した19日の事件直後の休祭日とあって、欧州では治安警備が大幅に強化されている。(c)AFP/Catherine MARCIANO