【12月15日 AFP】米経済誌フォーブス(Forbes)は14日、毎年恒例の「世界で最も影響力のある人物」ランキングを発表した。首位は4年連続となるロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領、2位はドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領だった。

 同誌は、プーチン氏が「自国の影響力を地球のほぼ全域に行使して」おり、「母国からシリア、米大統領選まで、自分の望むものを手に入れ続けている」と評した。

 同誌はまた、約1か月後に米大統領に就任するトランプ氏について、「スキャンダルに対する免疫を持っているとみられ、上下両院を味方につけ、個人資産の総額は数十億ドルに上る」と述べている。

 3位はドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相だった。欧州一の経済大国ドイツを11年にわたり率いてきた同首相は、来年の総選挙で4期目を目指す意向を発表している。

 4位は中国の習近平(Xi Jinping)国家主席、5位はローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王だった。(c)AFP