【12月19日 AFP】コンゴ民主共和国東部の南キブ(South Kivu)州で金鉱の崩落事故があり、少なくとも20人が死亡した。地元当局者が18日明らかにした。

 同州のアポリネール・ビュランディ(Apollinaire Bulindi)鉱山相によると、事故は17日から18日にかけての夜間に発生。現場では「違法な採掘者が大勢働いていた」ことから、死者はさらに増える可能性があるという。

 鉱物資源が豊富なコンゴ民主共和国では鉱山事故が多発している。南東部では違法採掘が横行する中、昨年も採掘中に15人が窒息死する事故が起きている。

 違法な金取引は反政府武装勢力がしばしば財源として利用している。(c)AFP