メッスにスタジアム一部閉鎖の処分、ファンの爆竹投げ入れで
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【12月9日 AFP】フランス・プロサッカーリーグ連盟(LFP)は8日、サポーターが相手選手に向けて爆竹を投げ込んだメッス(FC Metz)に対し、別途通知を出すまでの間スタジアムの一部閉鎖する処分を下した。
先週末行われた試合でメッスのサポーターはゴール裏から、オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)のGKアントニー・ロペス(Anthony Lopes)に向けて爆竹を投げ込んでいた。
この処分により、メッスの本拠地スタッド・サン・サンフォリアン(Stade Saint-Symphorien)のゴール裏は、後日最終的な決定が下されるまで完全に閉鎖されることになった。メッスは試合の権利を剥奪される恐れももある。
試合は、事件を受けて前半31分で中止の決定が下されている。
メッスはこの日、LFPの発表を前に処分を見込んで自発的にゴール裏を閉鎖すると声明を出していた。
被害にあったポルトガル代表のロペスはその後病院に搬送されて「音響外傷」と診断されたが、7日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)のセビージャFC(Sevilla FC)戦には出場した。
この事件に関連して7日に23歳の男が逮捕され、8日も勾留されたままとなっている。メッス(Metz)の検察によると、男は爆竹を投げたことを認めているという。(c)AFP