【11月10日 AFP】(写真追加)米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が勝利を確実にしたことを受け、全米各地で9日、抗議活動が相次ぎ、デモ参加者らはショックを表すとともに、同氏の当選につながったとされる分断を招く考えに異議を唱えた。

 米首都ワシントン(Washington D.C.)のホワイトハウス(White House)前には数百人の人々が集まり、トランプ氏は人種差別主義者、性差別主義者、外国人嫌悪者だと抗議しながら、「われわれには発言権がある」「すべての人間に教育を」と書かれたプラカードを掲げた。

 ニューヨーク(New York)ではユニオンスクエア(Union Square)に多数の人々が集結し、「愛は憎しみに勝つ(Love Trumps Hate)」「トランプは米国のプッシー(女性器を指す俗語)をまさぐった!」と書かれたプラカードを手にしてシュプレヒコールを上げながらトランプタワー(Trump Tower)前まで行進した。(c)AFP/Gregory FEIFER