【11月4日 AFP】在韓米軍(USFK)のビンセント・ブルックス(Vincent Brooks)司令官は4日、米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国への配備について、今後8~10か月以内に実施されると述べた。

 米韓両政府は、北朝鮮が今年1月の4回目の核実験以降に行った一連のミサイル実験を受け、THAADの韓国配備で合意していた。北朝鮮はこの決定を激しく非難し、中国とロシアも強く反対している。

 在韓米軍のキム・ヨン・キュ報道官によると、ブルックス司令官は講演会の席で、現在グアム(Guam)に配備されているTHAADよりも大きい砲台を今後8~10か月の間に配備すると発言したという。(c)AFP