【10月18日 AFP】メキシコ第2の都市グアダラハラ(Guadalajara)近郊トラケパケ(Tlaquepaque)の路上で17日、両手首から先を切断された男性5人、女性1人の計6人が生存している状態で発見された。近くでは男性1人の遺体と、切断された手の入った袋2つが見つかった。

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 警察によると、見つかった6人は麻薬密売に関連する犯罪グループによって手を切断され、額には「私は泥棒」と書かれていた。切断箇所にはビニールが巻かれただけだった。全員、予断を許さない容体だという。

 メキシコでは麻薬密売組織に殺害された人の切断遺体が道路際に置き去りにされることが多いが、体の一部を切断された人が生存したまま発見されるのは珍しい。

 目撃者によると、被害者らは2台の車両で現場に連れて来られ、置き去りにされたという。一緒に置かれていたメッセージには「泥棒だからこうなった」と書かれ、さらに女性や子どもを虐待する者に対する警告も記され、「反泥棒エリート集団」と署名があった。(c)AFP