【10月13日 AFP】(写真追加)ナイジェリア政府は13日、イスラム過激派組織ボコ・ハラム(Boko Haram)が、14年に同国北東部チボク(Chibok)の学校から拉致した200人以上の女子生徒のうち21人を解放し、政府に引き渡したことを明らかにした。

 ガルバ・シェフ(Garba Shehu)大統領報道官は「行方不明になっているチボクの少女たちのうち21人が解放され、当局の保護下にあることが確認された」と述べた。

 ナイジェリア大統領府は声明で、女子生徒らは、赤十字国際委員会(ICRC)、ナイジェリア政府、スイス政府とボコ・ハラムとの間の交渉により解放されたと説明している。

 地元情報筋は、女子生徒らの解放と引き換えにナイジェリア政府が拘束していたボコ・ハラムの構成員を釈放したと話しているが、同国当局はボコ・ハラムとの取引があった事実を否定している。(c)AFP