【10月2日 AFP】ラグビー南半球4か国対抗戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2016)は1日、第5節の試合が行われ、前節大会制覇を決めたニュージーランドは36-17でアルゼンチンに勝利した。

 ハーフタイムを前に三つのトライを挙げて29-3で試合を折り返したオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)だったが、後半に2枚のイエローカードを受けたことでロス・プーマス(Los Pumas、アルゼンチン代表の愛称)の逆襲にあったものの、その勝利は揺るぎなかった。

 ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)を制覇しているニュージーランドは、来週敵地ダーバン(Durban)で行われる南アフリカ戦、そして22日にオークランド(Auckland)で行われるオーストラリア戦に勝利すれば世界記録の国際試合18連勝に肩を並べることになる。

 一方、同日行われた試合では南アフリカが18-10でオーストラリアに勝利した。この白星でスプリングボクス(Springboks、南アフリカ代表の愛称)は連敗を3で止め、2位に浮上している。

 不調のエルトン・ヤンチース(Elton Jantjies)に代わり先発したモーン・ステイン(Morne Steyn)は、4本のペナルティーと2本のドロップゴールを蹴り込み南アフリカの全得点をたたき出した。これでステインはテストマッチでのペナルティー成功数を149本とし、パーシー・モンゴメリ(Percy Montgomery)が持っていた同国代表の最多記録を更新している。(c)AFP