【9月9日 AFP】サッカー元イタリア代表の指揮官マルチェロ・リッピ(Marcello Lippi)氏が、中国スーパーリーグ(1部)の広州恒大(Guangzhou Evergrande)の指揮官に再び就任することが、8日に明らかになった。契約は3年6000万ユーロ(約69億円)と伝えられており、監督としては世界一の高給取りとなる。

 イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)などで指揮を執ったリッピ氏は、2012年から2014年にかけて広州恒大を率い、リーグ3連覇を達成している。

 伊紙コリエレ・デロ・スポルト(Corriere dello Sport)は、リッピ氏が年俸2000万ユーロ(約23億円)の3年契約にサインする見込みと報じており、これはイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)を率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督の年俸1770万ユーロ(約20億円)を抜いて世界一の高額となる。

 1996年にユベントスで欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)を制したリッピ氏は、広州恒大で2013年にAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2013)も制しており、68歳になった今でも世界有数の指揮官として引く手あまただった。

 先日リッピ氏は、1月にシニシャ・ミハイロビッチ(Sinisa Mihajlovic)氏の後任としてACミラン(AC Milan)の監督就任が目前だったものの、その後チームの成績が持ち直したことにより就任は見送られたと認めている。なお、ミランの新監督にはヴィンチェンツォ・モンテッラ(Vincenzo Montella)氏が就任している。

「イタリアに近い場所」を求めて広州恒大の監督を辞任したリッピ氏は今週、「その通り。真実だ。(中国)復帰を考えている。中国での時間は楽しかった。エキサイティングな挑戦だったんだ」と中国復帰を示唆していた。(c)AFP