アラダイス新監督、テリーのイングランド代表復帰を示唆
このニュースをシェア
【8月23日 AFP】サッカーイングランド代表のサム・アラダイス(Sam Allardyce)新監督が22日、ジョン・テリー(John Terry)が4年ぶりに代表へ復帰する可能性を明らかにした。
現在35歳のテリーは、2012年9月にクイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park Rangers、QPR)のアントン・ファーディナンド(Anton Ferdinand)に人種差別的発言を行ったとしてイングランドサッカー協会(Football Association、FA)に処分を科された後、代表を引退していた。
ロイ・ホジソン(Roy Hodgson)前監督は3月、代表チームがテリーの抜けた穴を埋めきることができていないと語っており、後任のアラダイス新監督はテリーの代表復帰の可能性を否定していなかった。
テリーの代表復帰の可能性について問われたアラダイス新監督は、「(テリーの復帰は)あり得ることだ。ジョンが何と言うか次第だ」と述べた上で、「もし機会があれば彼に電話をしないといけないかもしれないが、代表選考などの時期が来るまでは様子をみる」と語った。
イングランド代表として通算78試合に出場したテリーは5月、所属するチェルシー(Chelsea)との契約を1年延長し、既にアントニオ・コンテ(Antonio Conte)新監督の下、今季2試合に出場している。
イングランドは、9月4日にW杯ロシア大会(2018 World Cup)欧州予選のスロバキア戦を予定しており、その代表メンバーは28日に発表される。(c)AFP