【8月21日 AFP】(更新、写真追加)トルコ南東部の都市ガジアンテプ(Gaziantep)で20日午後10時50分(日本時間21日午前4時50分)ごろ、結婚式のパーティーを狙った攻撃があり、これまでに少なくとも30人が死亡、94人が負傷した。地元ガジアンテプ県のアリ・イェルリカヤ(Ali Yerlikaya)知事が明らかにした。同知事は先に死者は22人と発表していた。

 これに先立ち半国営のアナトリア(Anadolu)通信は、同知事が市中心部で起きた爆発を「テロ攻撃」によるものと説明したと報じていた。

 ガジアンテプ県選出の国会議員で与党・公正発展党(AKP)のメフメト・エルドアン(Mehmet Erdogan)氏はCNNトルコ(CNN-Turkey)に対し、「複数の死者が出ている。爆弾攻撃だと示唆する情報がある」と述べていた。攻撃を行ったのが何者かは不明だが、エルドアン議員は自爆攻撃の可能性が高いとしていた。

 一方、トルコのドアン(Dogan)通信は公正発展党の別の国会議員の話として、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の犯行だった可能性があると伝えた。(c)AFP/Raziye AKKOC