【8月18日AFP】イングランド・プレミアリーグ、レスターシティー(Leicester City)のリヤド・マフレズ(Riyad Mahrez)が17日、クラブとの契約を4年延長し、自身の去就に関する臆測に終止符を打った。

 レスターは声明を発表し、「クラブはマフレズと新しい契約を結べたことをとてもうれしく思う。彼は2020年6月までフォックス(レスターの愛称)でプレーする」とコメントした。

 アルジェリア代表で25歳のマフレズは、2015-16シーズンに通算17得点11アシストの成績を残し、優勝オッズ5000倍の下馬評を覆してリーグ優勝を果たしたレスターにとって欠かすことのできない存在だった。

  2014年1月に仏2部リーグのルアーブルAC(Le Havre AC)からレスターに加入したマフレズは、昨季のイングランド・プロサッカー選手協会(PFA)が選出する年間最優秀選手に選出されるなど、ここまで素晴らしいサクセスストーリーを歩んでいる。

 マフレズはレスターのほかのチームメートと同じように、移籍の可能性が伝えられていた。しかし、クラブ残留を選択したことで、移籍がささやかれた主将ウェス・モーガン(Wes Morgan)やジェイミー・バーディー(Jamie Vardy)、カスパー・シュマイケル(Kasper Schmeichel)、アンディ・キング(Andy King)らとともにクラブに力を尽くすことになった。

 13日のシーズン開幕戦でハル・シティ(Hull City)に1-2で敗れ、まさかの黒星発進となったレスターは、20日に行われる今季初めてのホームゲームでアーセナル(Arsenal)と対戦する。(c)AFP