【8月18日 AFP】リオデジャネイロ五輪は17日、バスケットボール男子準々決勝が行われ、米国は105-78でアルゼンチンに大勝し、準決勝進出を決めた。

 前回王者の米国は、ケビン・デュラント(Kevin Durant)が27得点を決めてチームをけん引し、五輪大会の連勝を23、ここ10年の全試合での連勝記録を74に伸ばした。

 予選リーグではフランスとセルビア相手に3点差の薄氷の勝利を挙げ、なんとか連勝記録を伸ばしてきた米国だが、この日はベテランぞろいのアルゼンチンを相手に、NBAのスーパースターたちが本領を発揮した。

 ガードのポール・ジョージ(Paul George)は、「強さを取り戻せたと思う。自信を持ってシュートを打てたし、積極的にプレーしつつ、最後まで落ち着きも保てた」とコメント。

 米国は準決勝で、欧州王者スペインとの大一番に臨む。準決勝のもう1試合では、NBAファイナル制覇経験者を複数擁するオーストラリアが、セルビアと対戦する。(c)AFP/Jim SLATER