【8月17日 AFP】フィンランド検察当局は16日、同国で女性に性的暴行を加えたとして先月逮捕されていたバレーボール男子キューバ代表の6選手を、強姦(ごうかん)の罪で訴追したと発表した。

 主将のロランド・セペダ・アブレウ(Rolando Cepeda Abreu)選手を含む6人は、ワールドリーグ2016(FIVB World League 2016)大会期間中の7月2日、女性1人に性的暴行を加えたとされ、同月上旬から身柄を拘束されていた。6人は容疑を否認している。

 女性は、キューバ代表チームの試合が行われていた南部タンペレ(Tampere)にあるホテルで被害に遭ったと話している。事件のさらなる詳細や公判の期日については今のところ公表されていない。

 バレーボール男子キューバ代表は、6人を除いたメンバーでリオデジャネイロ五輪に出場したが、1次リーグで5連敗を喫し予選で敗退している。

 キューバ・バレーボール連盟は事件の数日後、6選手に対して何らかの処分を下すと発表していた。(c)AFP