水谷が銅、日本卓球界初の個人メダル獲得
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【8月12日 AFP】(更新)リオデジャネイロ五輪は11日、卓球男子シングルス決勝と3位決定戦が行われ、3位決定戦に出場した水谷隼(Jun Mizutani)が4-1でウラジーミル・サムソノフ(Vladimir Samsonov、ベラルーシ)を下し、同競技で日本に初の個人メダルをもたらした。
決勝では、馬龍(Ma Long、中国)が大会連覇を目指していた張継科(Zhang Jike、中国)に4-0で圧勝し、金メダルを獲得した。
2012年ロンドン五輪のシングルスに出場できなかった悔しさを晴らした馬は、これで五輪、世界卓球選手権(World Table Tennis Championships)、W杯(LIEBHERR Men's World Cup)、そしてITTFワールドツアー(ITTF World Tour)をすべて制し、グランドスラムを達成した。
卓球の中国勢は、2008年北京五輪とロンドン五輪に続く3大会連続となる全種目制覇に向けて、順調に前進している。
中国はまた、卓球が1988年のソウル五輪で正式種目となって以来、全金メダルのうち26個を獲得しており、リオ五輪でも残り2種目で優勝候補の大本命とされている。(c)AFP/Nick REEVES
