【8月7日 AFP】ロシア五輪代表選手団のイゴール・カジコフ(Igor Kazikov)団長は6日、世界選手権を2度制した実績を持つレスリング男子フリースタイルのビクトル・レベデフ(Viktor Lebedev)がドーピング問題をクリアし、リオデジャネイロ五輪への出場が認められたことを明らかにした。

 レベデフは当初、リオ五輪の出場が禁じられていたが、出場資格をはく奪されていたほかのロシア選手とともに異議申し立てを行い、国際オリンピック委員会(IOC)によって出場が許可されたという。カジコフ団長は「レベデフにとってすべてがうまくいった」と語った。

 ロシアによる国家ぐるみのドーピングが明るみに出たあと、リオ五輪におけるロシア選手の出場可否は、IOCが最終的な決定権を持っていた。

 レベデフが出場可能になったことにより、ロシア代表選手団は合計277人になった。(c)AFP