【8月3日 AFP】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は2日、ドーピング違反によってリオデジャネイロ五輪での出場を禁止されたボート競技ロシア代表選手17人の異議申し立てを却下したと、AFPに明らかにした。

 今回CASに申し立てをしていた17人のボート選手は、ロシアの国家ぐるみのドーピングによって出場禁止処分となった他の競技選手らと同様に処分の解除を求め、1日に国際ボート連盟(FISA)と国際オリンピック委員会(IOC)に対して申し立てをし、審理がこの日行われた。

 CASは、同じく申し立てをした競泳選手3人とレスリング選手1人、露ウエイトリフティング連盟(RWF)に対しても今後裁定を下すこととなる。

 カナダ人法学者のリチャード・マクラーレン(Richard McLaren)氏による報告書が公表された後、国家ぐるみの組織的なドーピング行為を指摘されたロシアは新たな混乱の中心となっており、IOCは各競技連盟に対し五輪に出場可能なロシア人選手のリストの作成を要求していた。

 今回のボート選手の他にも、ユリア・エフィモワ(Yuliya Efimova)、ウラジーミル・モロゾフ(Vladimir Morozov)、ニキータ・ロビンツェフ(Nikita Lobintsev)らの水泳選手に加え、カヌー選手1人、レスリング選手1人が処分を不服としてCASに提訴しており、水泳選手に対する判決は2日に下される予定だった。

 露ウエイトリフティング連盟もまた、国際ウエイトリフティング連盟(IWF)による出場禁止処分解除を求めており、これらの申し出が認められた場合は、出場が禁止された全8人の重量挙げ選手の参加許可を求め、新たに訴えを起こすとしている。(c)AFP