【8月2日 AFP】五輪3連覇を目指す男子バスケットボールの米国代表は1日、世界ランク25位のナイジェリアに110-66で圧勝し、リオデジャネイロ五輪を控えた最後の練習試合を締めくくった。

 リオ五輪に向けてチームが完成されてきた米国だが、エキシビションマッチで5連勝を記録したとはいえ、これまでの相手は世界ランク4位のアルゼンチン、2試合を行った同14位の中国、そして35点差で下した同22位のベネズエラを含め、トップ10の強豪チームと対戦したのは1度だけとなっている。

 マイク・シャセフスキー(Mike Krzyzewski)ヘッドコーチ(HC)は、「守備も堅く、速攻も仕掛けることができた」と話すと、「うちのチームは層が厚く、これまでで最も万能な布陣だ」と自信をみせた。

 レブロン・ジェームズ(LeBron James)やステフェン・カリー(Stephen Curry)ら米プロバスケットボール協会(NBA)を代表するスター選手を欠きながらも、シャセフスキーHCの率いる米国は優勝候補の大本命として、3大会連続の金メダル獲得を期待されている。

 米テキサス(Texas)州ヒューストン(Houston)のトヨタ・スポーツ・センター(Toyota Sports Center)で行われた試合で、米国はカーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)がチーム最多の19得点、クレイ・トンプソン(Klay Thompson)が17得点、ケビン・デュラント(Kevin Durant)が14得点、デマー・デローザン(DeMar DeRozan)が13得点、デマーカス・カズンズ(DeMarcus Cousins)とデアンドレ・ジョーダン(DeAndre Jordan)が10得点を稼ぐなど、計6人が2桁得点を記録。

 さらにカイル・ローリー(Kyle Lowry)が11アシスト、ジョーダンが9リバウンドの活躍でチームの勝利に貢献した。

 アンソニーは「練習試合の締めくくりとして良かった。これから大舞台に向けて照準を定めていく」と語った一方で、リオ五輪の公式球については不満を漏らし、より重さがあるNBAのボールのほうが使いやすいと話している。「リオのボールは軽くて滑りやすいんだ。汗で湿ったらコントロールしにくくなるので、ボールに慣れていかなければならない」

 この日の米国代表では、先月29日にシカゴ(Chicago)で行われたベネズエラ戦で相手選手と衝突して左太ももを打撲したカイリー・アービング(Kyrie Irving)と、左脚のふくらはぎを痛めているポール・ジョージ(Paul George)が試合を欠場した。

 6日に行われる大会初戦で中国と対戦する米国は、オーストラリア、フランス、セルビア、そしてベネズエラと同じグループAに入っている。(c)AFP