バルサ、リヨンから仏代表DFウムティティを獲得
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【7月13日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は12日、フランス・リーグ1のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)から移籍金2500万ユーロ(約29億円)でフランス代表DFサムエル・ウムティティ(Samuel Umtiti)を獲得したと発表した。
22歳のウムティティは、バルセロナとの5年契約にサインしており、契約には6000万ユーロ(約70億円)での売却条項が含まれている。
バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ(Josep Maria Bartomeu)会長は先月、フランス代表の一員としてウムティティが欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)に出場する中、リヨンと移籍で合意したことを発表していた。
カメルーン出身のウムティティは、ジェレミ・マシュー(Jeremy Mathieu)の負傷を受けてディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督から追加招集されると、準々決勝のアイスランド戦で代表デビューを飾り、それ以降は0-1でポルトガルに敗れた決勝までポジションを確保し続けた。
左サイドバックとしてもプレーできるウムティティは、メディカルチェック通過後の15日に本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)で正式にお披露目される予定となっている。
バルセロナでウムティティは、ジェラール・ピケ(Gerard Pique)、ハビエル・マスケラーノ(Javier Mascherano)、そしてフランス代表での同僚マシューと定位置を争う。
2013年のU20W杯で優勝を経験しているウムティティは、ビジャレアル(Villarreal CF)から買い戻したデニス・スアレス(Denis Suarez)に続き、バルセロナにとって今夏2人目の補強となった。(c)AFP