【6月26日 AFP】ラグビーのテストマッチが25日、東京都調布市の味の素スタジアム(Ajinomoto Stadium)で行われ、日本は16-21でスコットランドに敗れ、2連敗を喫した。

 天皇、皇后両陛下が観戦し、3万人以上の観衆を集めた試合は、途中出場のグレイグ・レイドロー(Greig Laidlaw)が後半だけで4本のペナルティーゴールを決めたスコットランドに軍配が上がった。

 先週の第1戦で13-26と敗れている日本は、茂野海人(Kaito Shigeno)が先制トライを決めるなど、前半を13-9で折り返すと、後半開始後には田村優(Yu Tamura)がこの試合3本目のペナルティーゴールを記録し、リードを16-9まで広げた。

 しかし、昨年のラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)で日本から勝利を収めているスコットランドは、この日が国際試合自身5度目の先発となったヘンリー・ピアゴス(Henry Pyrgos)に代えて後半途中にレイドローを投入すると、同選手のペナルティーゴールが次々と決まり、逆転に成功した。(c)AFP