セレーナが苦しみながらも全仏OP決勝へ、ムグルサと対戦
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【6月4日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2016)は3日、女子シングルス準決勝が行われ、第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は7-6、6-4でキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)を退け、決勝に進出した。
四大大会(グランドスラム)の歴史を塗り替えんとするセレーナだが、再び実力以下のプレーで苦しんだ。2日連続でセレーナは不調で時折いら立ちをあらわにしたが、最終的には生き残った。
決勝でセレーナは、シュティフィ・グラフ(Steffi Graf)氏に並ぶオープン化以後のグランドスラム最多勝利となる通算22勝目を目指し、第4シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)と対戦することが決まった。
ムグルサは好調を維持しており、もう一つの準決勝で6-2、6-4とサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur、オーストラリア)を退けている。
セレーナは「彼女(ベルテンス)が良いプレーをして、第1セットは簡単ではなかった。決勝では冷静さを保って、ファンが私に声援を送ってくれることを願っている」と語った。
2日に行われた準々決勝でセレーナは、ユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)を相手に1セットを先取されて、さらに1ブレークダウンとなったが、そこから巻き返しをみせて勝ち上がっていた。
全仏オープンが悪天候に見舞われていることもあり、4日の決勝はセレーナにとって4日連続の試合となる。(c)AFP