【6月3日 AFP】2018年平昌冬季五輪の大会組織委員会は2日、大会マスコットが白虎の「スホラン」に決定したと発表した。

 組織委は、トラは韓国を象徴する動物であり、中でもホワイトタイガーは神聖なものであると説明。また、名前の「スホラン」は、韓国語の「守護(スホ)」と「トラ(ホランイ)」を組み合わせたものとなっており、マスコットカラーの白は、雪と氷を表現しているという。

 国際オリンピック委員会(IOC)のグニラ・リンドベリ(Gunilla Lindberg)氏は、「美しい動物で、韓国文化と強い結びつきがある」とし、「冬季五輪と自然環境の密接な関連性も表現されている」とコメントした。

 同日には、パラリンピックの大会マスコットとして、ニット帽をかぶったツキノワグマの「バンダビ」もお披露目された。(c)AFP