【5月25日 AFP】(写真追加)アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)は25日、最高指導者だったアクタル・マンスール(Akhtar Mansour)師が米軍の空爆で死亡したことを確認した上で、副官を務めてきたハイバトゥラ・アクンザダ(Haibatullah Akhundzada)師を新たな指導者に選んだことを明らかにした。

 タリバンは声明で「シューラー(諮問評議会)における全会一致の合意を経て、イスラム首長国(タリバン)の新指導者にハイバトゥラ・アクンザダが指名された。シューラーの全メンバーが彼に忠誠を誓った」と述べた。

 また、米軍の宿敵とされるシラジュディン・ハッカニ(Sirajuddin Haqqani)師と、タリバンの創設者であるオマル(Mullah Omar)師の息子ヤクーブ(Mullah Yakoub)師が副官に指名されたことも明らかにした。(c)AFP