【5月18日 AFP】米上院は17日、8か月前に米陸軍長官として指名されたエリック・ファニング(Eric Fanning)氏(47)の人事を全会一致で承認した。これにより、同性愛者であることを公言している初の陸軍文民トップが誕生することになった。

 ファニング氏は米議会や国防総省で25年以上にわたってキャリアを積み、空軍次官、海軍次官代理、アシュトン・カーター(Ashton Carter)国防長官の首席補佐官など、さまざまなポストを歴任してきた。

 カーター国防長官は、「エリックはわが国で最も見識と経験を兼ね備えた国防総省高官の一人で、非常に優れた陸軍長官になると確信している」とコメントした。(c)AFP