【5月15日 AFP】テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2016)は14日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は6-4、6-1でルーマニアのイリーナ・カメリア・ベグ(Irina-Camelia Begu)を下し、マディソン・キーズ(Madison Keys、米国)との同国対決となる決勝に駒を進めた。

 第3シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)に7-6、6-4で勝利した21歳のキーズとの対戦を決めたセレーナは、クレーコートでは14年ぶりとなる米国勢同士の決勝戦を待ちきれないと語った。

「素晴らしいこと。マディソンは偉大な選手になれる素質を持っていて、それをどのサーフェスでも披露しているから、最高の戦いになると思う。クレーでの米国勢対決。それだけでも最高。本当に楽しみ」

 女子ツアーのクレーコート大会決勝で前回米国人選手同士が対戦したのは、セレーナが姉のヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)を下した2002年の全仏オープンテニス(French Open)となっている。

 セレーナとベグの試合結果が出る前にキーズは、4度目の大会制覇を目指すセレーナとの通算3度目の対戦は「自分にとって大きな意味を持つもの」だと語っていた。

「もしセレーナが勝ち上がれば、自分のベストを尽くします。本当に胸が高まります」

 両者の過去2度の対戦はともに四大大会(グランドスラム)で、セレーナが2連勝を飾っている。

「全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)での第1セットは接戦でした。そこから太刀打ちできるかもと感じました。嵐を乗り切るようにして彼女についていければ、1度か2度はチャンスが訪れると思います。そのチャンスをつかむことが大事です」

 今大会はシード選手が次々と敗退しており、キーズがセレーナに勝利すれば大会はより引き立てられるが、それでもセレーナが優勝の本命とみられている。

 34歳のセレーナは「マディソンが実力を上げてきているのは分かってる。彼女みたいに若い、米国テニス界の未来が成長していくのは素晴らしいこと。とはいえ、私としては同じようにやっていくだけ。私の方が少し年かさだけれど、ただただ成長して、彼女との試合に向けて準備を整えて、全力を尽くすだけ」と語っている。(c)AFP