錦織、ジョコビッチとの接戦に敗れ決勝進出ならず イタリア国際
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【5月15日 AFP】テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2016)は14日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第6シードの錦織圭(Kei Nishikori)は6-2、4-6、6-7で第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に敗れた。
錦織は、自ら足首を痛めた世界ランク1位のジョコビッチとの激闘で逆転負けを喫した。勝ったジョコビッチは、第2シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)との、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2016)に続く2週連続の決勝戦に臨む。
13日の準々決勝で通算7度の大会制覇を誇るラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を下し、ジョコビッチは自身5度目となるローマ(Rome)でのタイトル獲得に向けて足場を固めていた。
しかし、ジョコビッチは靴の裏についた赤土をふるい落とそうと靴にラケットをぶつけた際にうかつにも左足首を痛め、その望みを危うく壊しかけた。
試合後にジョコビッチは、「子どもたちへのメッセージだ。自分の靴をきれいにしようとするとき、自分の足首をたたかないように」と語った。
「最初のゲームはぶざまな状況だった。自ら足首を強かに打ち付けて、それが骨に響いた。しばらく痛んだけれど、試合が終わりに近づくにつれ、それも消えていった」
これでジョコビッチがメディカルタイムアウトを必要とする中、錦織は序盤の試合の流れを引き寄せた。
マドリード・オープンの準決勝でジョコビッチに敗れていた錦織は、現在のテニス界を牛耳る男にとって手ごわい敵となり、その機敏な動きの中に時折ドロップショットを織り交ぜ、43分で第1セットを先取した。
それでもジョコビッチは第2セットに勢いを取り戻すと、第10ゲームでブレークを奪いこのセットをものにした。
その流れを第3セットでも維持したジョコビッチだったが、錦織も軽快な動きを見せた。錦織は第2ゲームでブレークを許すも、第8ゲームでブレークバック。さらに第10ゲームではマッチポイントを防ぎ、試合をタイブレークに持ち込んだ。
その後、さらに2度のマッチポイントを防いだ錦織だったが、4度目のマッチポイントに屈し、ジョコビッチが約3時間の戦いを制した。この試合でのポイント数はジョコビッチが112、錦織が111だった。
錦織は試合後、「とても残念。タイブレークのわずかなポイント差だった。第1セットはアグレッシブで良いプレーができた。第2セットはそれができなくなって、ジョコビッチが調子に乗った。タイブレークでのアンフォーストエラーが多すぎたと思う。そこが今日犯した最大のミスだと思う」と語った。
一方でジョコビッチは、「第1セットの錦織はそつがなかったし、第3セットには彼にいくつもブレークポイントがあった。いくつかの場面で自分が上回ることができた。ケイには大きな称賛を送る。スタッツを見たら、彼よりも1ポイント多いだけだった。それがすべてを物語っている」とコメントしている。(c)AFP/Justin DAVIS