【5月8日 AFP】フランスの首都パリ(Paris)で8日、大気汚染対策の一環として、同市で最も有名な大通りであるシャンゼリゼ(Champs-Elysees)通りを月1回歩行者天国とする試みが始まった。

 凱旋門(Arc de Triomph)まで続く全長2キロのシャンゼリゼ通りは、毎月の第1日曜日が歩行者天国となる。初日となる8日は天気にも恵まれ、通りは路上を散策する人や自転車に乗る人、カメラで「セルフィー(自撮り写真)」を撮る人たちで賑わった。パリ市民や旅行者からは、歩行者天国は大成功だと歓迎する声が上がっている。

 パリの大気汚染は時に、中国の北京(Beijing)や上海(Shangha)といった大気汚染都市に匹敵するほど深刻なレベルに達することもある。(c)AFP/Guy JACKSON