【5月4日 AFP】ケニアの警察当局は3日、炭疽(たんそ)菌による攻撃を計画していた疑いで、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の関連組織の3人を4月29日に逮捕したと発表した。

 警察幹部によると「ケニア国内で炭疽菌を用いた生物攻撃」を含む「大規模攻撃を計画していた」疑いで逮捕されたのは、主犯格で医学生の男1人と、その妻で研修医の女と、別の女1人の3人。「ISとつながりのある東アフリカ地域のテロ集団ネットワーク」のメンバーだという。

 また警察当局は、同じく医学生の男2人も計画に関与していたとして、逃走中の両容疑者を指名手配した。ISは勧誘の標的に医学生を選ぶことが知られている。(c)AFP