【5月2日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領の長女マリア(Malia Obama)さん(17)が来年秋、ハーバード大学(Harvard University)に進学することになった。ホワイトハウス(White House)が1日、発表した。高校卒業後、1年間は勉学から離れる期間を設けるという。

 オバマ大統領とミシェル夫人(Michelle Obama)はともにハーバード大学法科大学院(Harvard Law School)を卒業しており、マリアさんは両親と同じ大学で学ぶことになる。

 米国の学生の多くは、高校卒業後に1年間の「ギャップイヤー」と呼ばれる期間を、旅行や仕事などの勉学以外での経験に費やしている。マリアさんがこの期間に何をするかについては明らかにされていない。2017年秋に同大に入学し、2021年に卒業予定だ。

 マリアさんの進学先をめぐっては、臆測が広まり、関心を集めていた。米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によると、マリアさんは進学先を決めるに当たり、アイビーリーグ(Ivy League)と呼ばれる米名門私立大8校のうちの数校や、東海岸のリベラルアーツカレッジを訪問していたという。

 オバマ大統領一家は、次女サーシャ(Sasha Obama)さんが転校せずに高校を卒業できるよう、来年1月の大統領退任後も首都ワシントン(Washington D.C.)にとどまる意向を示していた。(c)AFP