【4月27日 AFP】チベット亡命政府の選挙管理委員会は27日、首相選挙の結果を発表し、現職のロブサン・センゲ(Lobsang Sangay)氏(48)が再選を果たした。

 センゲ氏は先月行われた第2回投票で得票率57%を獲得した。発表を受け、センゲ氏は、本物の自治を手に入れるまでチベット人の「自由のための闘争」を続けると約束した。

 センゲ氏は亡命政府のあるインド北部ダラムサラ(Dharamsala)で記者団に対し「われわれは基本的な自由がチベットに取り戻されるまで、いつまでも戦う。本物の自治がチベット内のチベット人に与えられるまで」と語った。

 今回の首相選では、オーストラリアや米国など13か国に暮らすチベット人約9万人が有権者登録をした。(c)AFP