【4月17日 AFP】15-16スペイン1部リーグは16日、第33節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は5-1でヘタフェ(Getafe CF)に大勝し、暫定ながら首位FCバルセロナ(FC Barcelona)に勝ち点1差まで迫った。

 レアルは母国開催の欧州選手権(UEFA Euro 2016)出場の可能性が断たれたカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が、失意を振り払うかのように1得点2アシストの活躍でチームをけん引した。

 ベンゼマはフランス代表でチームメートだったマチュー・ヴァルブエナ(Mathieu Valbuena)が脅迫された「セックステープ事件」に関与したとして、フランスサッカー連盟(FFF)から欧州選手権の登録メンバーには入れないと通達されていた。

 それでも、ジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督から「一刻も早い立ち直り」を求められていたベンゼマは、指揮官の期待に応えるかのように先制点を奪うと、さらにイスコ (Isco Alarcon)の得点を演出。前半だけでチームに2点のリードをもたらし、試合の主導権を引き寄せた。

 ベンゼマは後半開始5分にも絶妙なパスをギャレス・ベイル(Gareth Bale)に通すと、ベイルは得意の左足できっちり決めて追加点を記録。レアルはその後、ヘタフェのパブロ・サラビア(Pablo Sarabia)に1点を返されたが、終盤にハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)とクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が得点を挙げてゴールラッシュを締めくくった。

 レアルはこれでリーグ戦の連勝を7に伸ばし、暫定ながらアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)を抜いて2位に浮上した。17日にアトレティコはグラナダ(Granada CF)と、バルセロナはバレンシア(Valencia CF)と、それぞれ本拠地で対戦する。

 同じフランス出身のベンゼマについて、ジダン監督は「影響はあったし、もちろん落ち込んでいるが、カリムはプロフェッショナルだ。チームのために、ピッチで自分の力が必要だということをわかっている」と語った。

「今日は1得点2アシストを記録した。自分のすべきことによく集中している」

(c)AFP/Kieran CANNING