【4月12日 AFP】12日発売の仏サッカー専門誌「フランス・フットボール(France Football)」に掲載される長者番付で、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するアルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)が、年収7400万ユーロ(約91億2000万円)で首位を守ることが分かった。

 世界年間最優秀選手「FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」に5度選出されているメッシは、昨年の所得が、前年比900万ユーロ(約11億円)アップの7400万ユーロと推定されている。レアル・マドリード(Real Madrid)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が6740万ユーロ(約83億円)で2位、バルセロナのネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が4350万ユーロ(約53億6000万円)で3位に入り、トップ3は、3年連続で変動しなかった。

 同誌は、選手の税引き前給与、スポンサー収入、その他のボーナスを基に、年間所得を計算しているという。

 フランス・リーグ1では、昨夏イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)からパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に加入したアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)が、年収2400万ユーロ(約29億5000万円)でトップを記録し、チームメートのチアゴ・シウバ(Thiago Silva)とズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)を僅差で抑えた。

 しかし同誌によれば、フランスリーグの選手については、給与と契約ボーナスのみで推算しているという。

 指揮官部門では、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)氏が、昨年12月にチェルシー(Chelsea)から解雇されながらも、2400万ユーロで最も稼いだのに続き、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)氏とファビオ・カペッロ(Fabio Capello)氏が、トップ3に名を連ねている。(c)AFP