【4月11日 AFP】自転車ロードレース、パリ~ルーベ(Paris-Roubaix 2016)は10日、仏パリ(Paris)郊外のコンピエーニュ(Compiegne)からルーベ(Roubaix)間の257.5キロメートルで行われ、オリカ・グリーンエッジ(Orica GreenEDGE)のマシュー・ヘイマン(Matthew Hayman、オーストラリア)が、優勝候補たちを抑えて優勝した。

 37歳のヘイマンは、約5週間前にベルギーのレースで腕を骨折したばかりで、まさか「北の地獄(Hell of the North)」と呼ばれる格式高いレースで、1位に輝くとは思ってもいなかったようだ。

 最後のスプリント勝負で、4度の大会制覇を誇るエティックス・クイックステップ(Etixx-Quick Step)のトム・ボーネン(Tom Boonen、ベルギー)に競り勝ったヘイマンは、「単純に信じられない、まさかのことだ」とコメントした。

 オーストラリア勢としては、2007年のスチュアート・オグレディ(Stuart O'Grady)以来となるパリ・ルーベ優勝を果たしたヘイマンは、「5週間前に腕を骨折して、その後のレースを休んだ。先週スペインで1戦に出場した」と続けた。

「これはお気に入りのレースで、毎年勝ちたいと思っていた。まさか今年、それがかなうなんて、思いもしなかった」

 この日、残り75キロでヘイマンを含む12人の逃げが形成されたものの、65キロを切ってから、有力選手率いる第2集団が合流し、優勝のチャンスはなくなったかに見えた。

 それでも粘ったヘイマンは、石畳の区間で数々の選手が脱落する中、新たな先頭集団を形成。5選手がアタック合戦を繰り返しながら、ヴェロドローム(自転車競技場)にたどり着いた。

 最後のスプリント勝負では、ディメンションデータ(Dimension Data)のエドヴァルド・ボアッソン(Edvald Boasson Hagen、ノルウェー)に分があると思われたが、結局5位に終わり、チームスカイ(Team Sky)のイアン・スタナード(Ian Stannard、英国)が3位、チーム・ロットNL・ユンボ(Team LottoNL-Jumbo)のセプ・ヴァンマルク(Sep Vanmarcke、ベルギー)が4位に入った。(c)AFP/Barnaby CHESTERMAN