■ローマがダービーを制す、ラツィオは指揮官解任へ

 ナポリはまだ優勝争いの渦中にいるものの、その背後には3位ASローマ(AS Roma)が迫っている。そのローマは、フランチェスコ・トッティ(Francesco Totti)にとって最後になるかもしれないラツィオ(SS Lazio)とのダービーを4-1で制した。

 ローマは前半16分にステファン・エル・シャーラウィ(Stephan El Shaarawy)のゴールで先制すると、その後はエディン・ジェコ(Edin Dzeko)、アレッサンドロ・フロレンツィ(Alessandro Florenzi)、ディエゴ・ペロッティ(Diego Perotti)が追加点を記録した。

 プロ24年目と現役最後になる来季の契約を望んでいる39歳のトッティに対し、ローマのジェームズ・パロッタ(James Pallotta)会長は同選手をクラブの幹部に就任させたいとしており、ローマが快勝したこの日の試合でも、トッティはベンチを温めたままだった。

 ローマのルチアーノ・スパレッティ(Luciano Spalletti)監督は「トッティに出場機会がなかったのは残念だが、チームの決定権は指揮官である私にある。私には彼と同じくらい優秀な選手がほかにもいる」と語った。

 ローマが来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)出場権確保に向けて着実に前進したのに対し、敗れたラツィオはステファノ・ピオリ(Stefano Pioli)監督を解任し、下部組織を率いていたシモーネ・インザーギ(Simone Inzaghi)氏を新指揮官に昇格させている。

 同日に行われたそのほかの試合では、インテル(Inter Milan)が本拠地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)でトリノ(Torino FC)に1-2で敗れ、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得へ窮地に追い込まれた。

 インテルは前半17分にマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)のゴールで先制したものの、後半10分にトリノのクリスティアン・モリナロ(Cristian Molinaro)に同点ゴールを許し、その2分後にはミランダ(Joao Miranda de Souza Filho)がレッドカードで退場処分になった。

 さらにインテルは後半27分、長友佑都(Yuto Nagatomo)がトリノにPKを献上すると同時に退場処分になると、これをアンドレ・ベロッティ(Andrea Belotti)に決められ、逆転負けを喫した。(c)AFP