【3月21日 AFP】イタリア・セリエA、ユベントス(Juventus)の守護神ジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)が20日、第30節のトリノ(Torino FC)戦で1失点を喫したものの、連続無失点記録を973分に伸ばし、リーグ新記録を樹立した。

 前節のサッスオーロ(US Sassuolo)戦で10試合連続無失点を記録したブッフォンは、連続無失点でディノ・ゾフ(Dino Zoff)氏が持つ903分を上回り、試合終了時点ではセバスティアーノ・ロッシ(Sebastiano Rossi)氏が1993-94シーズンにACミラン(AC Milan)で樹立したリーグ最長無失点記録929分まであと3分に迫っていた。

 38歳のブッフォンはこの日、試合開始から4分間を無失点で過ごしてロッシ氏の記録を更新すると、後半3分にアンドレ・ベロッティ(Andrea Belotti)のPKで失点を喫するまで、無失点時間を伸ばした。

 ブッフォンは試合後、報道陣に対して「このクラブでプレーすることが大好きだし、今回の記録はユベントス全体で達成した記録だ。僕だけじゃない」とコメント。「チームメートがピッチ全体で守備をしてくれる。ストライカーが前線からプレッシャーをかけるなど、相手チームにゴール前までボールを運ばせないんだ」と語った。

 ブッフォンはまた、この日は体調不良だったことを明かし、「今朝は熱があって、体調はあまりよくなかった。だけどこの試合で負けるとはまったく思わなかった」と話している。

 ユベントスは4-1でトリノダービーを制し、リーグ戦の連続無敗記録を20試合に伸ばしている。(c)AFP