ウッズの負傷は「自ら招いたもの」、元キャディー語る
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【3月24日 AFP】男子ゴルフ、タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)の元キャディーであるスティーブ・ウィリアムス(Steve Williams)氏は、同選手について、長らく続くけがは自ら招いたものだとする一方、メジャー制覇とはいかないまでも再びツアー優勝を飾るだろうと語った。
英国放送協会(BBC)が放送したインタビューでウィリアムス氏は、「彼(ウッズ)がウイナーズサークル(表彰式)に戻ってくることを疑うことはしない。だがしかし、さらにメジャー大会で優勝を重ねるかといわれると、それは、難しい課題になるだろう」と語った。
ウィリアムス氏は1999年から2011年までウッズの「右腕」を務め、メジャー通算14勝のうち13大会でバッグを担いだ。
「彼には信じられないような作業意欲がある。彼が懸命にできるのであれば、ウイナーズサークルに戻ることができないなどと言えはしない。彼は勝ち方というものを心得ている」
元世界ランク1位ながら現在は467位に順位を下げているウッズは、昨年9月と10月に2度の腰の手術を受けてから、大会でクラブを握ることができていない。
ウィリアムス氏はまた、ウッズの相次ぐ故障は若い頃の激しいトレーニングなどにより「自ら招いた」ものではないかとのインタビュアーの意見に賛同した。
「どのようにして今の状態になってしまったかを正確に指摘するのは難しいが、あなた(インタビュアー)の言ったことには価値がある」
「振り返ってみて、疑問を抱くようなトレーニングもあっただろう。いくつかのジムでのトレーニングが、けがをエスカレートさせたかもしれない」